最もシンプルな健康法
現在は体調がすこぶる良い。快食、快眠、快便だし、色々とやりたいことがあるので睡眠時間を減らしてもなんとか乗り切れているし、身体を動かすことに億劫でなくなったのでハイキングも再び始めることができた。
ほんの2年前(2006年末)までは数年間あまり調子が良くなかった。健康診断ではどこも悪いということはないし、痛いとか苦しいというわけではないのだが、俗にいう不定愁訴だろう、何だか気力がないし、胃腸の具合もあまり良くなく、身体を動かすのが億劫だった。男の更年期障害か?なんて思ったりしたが、特に原因は思い当たらなかった。食事には気をつけていて、雑穀入りのご飯、魚中心で野菜や果物、海藻類もよく食べたし、添加物のあまり入っていない食品を選んだりしていた。タバコはやらないし、酒も元々あまり強くないのだが、飲むと余計体調が悪くなり胃腸に特に影響があったのでなるべく飲まないようにしていた。それでもこの状態なので、年のせいかなと納得させていた。
さて、2006年末にひどい食当たりに罹り、とにかくお粥が数日続いたのだが、その時お粥まで良く噛むようにした。最低50回は噛んでから飲み込むようにしたのだが、噛むうちになくなってしまうのでお粥を50回噛むのは大変だった。それでも正月にはなんとか回復したが、食べ物を良く噛むことが習慣になってしまい治ってからも続けた。最初はあごが疲れていい加減止めたくなったのだが、そういう場合は食事量を減らすか、時間をかけるようにしてなんとか維持した。そのうちに胃腸の調子が良くなってきた。元来軟便気味なのだが、その回数が大幅に減った。胃腸の具合が良くなると栄養が身体に回るのか、疲れにくくなる。気力も湧いてくるようになった。同じ時期に歯医者で奥歯の治療を始めて歯の状態も良くなったのが幸いしたのかもしれない。それから1年と10か月、体調は時を追うごとに良くなっている。
噛むことは、唾液が良く出るので胃腸に負担がかからない。唾液の中には老化防止ホルモンが含まれている。噛むことが脳の刺激になる等など一石三鳥以上の効果があるらしい。それに良く噛むと腹一杯食べなくとも満腹感が出て必然的に腹八分目となり、ダイエット効果もある。まあ、あごが疲れるということもあるが・・・。良いことづくめのようだが、唯、食事に時間がやたら掛かるようになった。忙しい時は困ってしまう。なるべく朝は早起きして食事時間を確保するようにしているが、ない時は量を減らすしかない。
この健康法は、健康食品もサプリメントも不必要な単純なもので、昔から言われてきた“良く噛んで、腹八分目”という一番シンプルなものである。お金もかからないし、手間もいらない。唯、噛む時間が必要なだけである。後はとにかく続けることである。飽きもせずとにかく噛むこと。歯の悪い人は治すことをお勧めしたい。歯が良くないととにかく噛めないものだ。もちろん、これだけで全ての人が健康になるわけではないだろう。あくまでも基本の一つである。それに効果が出るまで時間がかかる。それまで弛まず続けられるかが問題だろう。単純なことをやり続けるのは結構大変である。とにかく“継続は力なり”と“成功の鍵は日常生活にあり”の気持ちが大切だと思う。
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